■『金スマ』は「中居MC」でなければ終了している番組

 前出の『女性自身」では、経過観察の必要や今後、再入院する可能性もあると報じている。しかし、中居は夏までは新規の仕事は受けない意向の上で、これまでのレギュラー番組を全力でやっていく決意で仕事に臨んでいるという。

「ただ、そのレギュラー番組も決して安泰ではありません。『金スマ』はここ数年、視聴率が低迷しています。

 安住さんのトークで、中居さんにとって仕事や視聴率への“執着”が原動力になっていることがうかがえますが、安住アナとも話していたように、中居さんの出演回よりも安住アナが代役を務めた回のほうが視聴率がよかったですからね」(前出の制作会社関係者)

■『金スマ』は「安住回」「二宮回」と明確な数字の差

 安住アナが代役を務めた2022年10月14日の『金スマ』の世帯視聴率は9.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、テレビ各局が重視するコア視聴率は2.7%で、2022年の放送で最も高い世帯視聴率をマーク。また、二宮和也(39)が代役を務めた同12月2日は、世帯7.6%、コア3.4%だった。

「たとえば、中居さんがMCを務めた11月4日の通常回の世帯は6.1%、コア1.8%ですからね。安住アナが指摘したように、たしかに代役が出たほうが目新しいですから、注目は集めます。それでも大事なのは通常回ですからね。

 ゴールデン・プライムの番組でコア1%台というのは、ちょっとありえない数字で、中居さんの番組でなければ『金スマ』はもう早々に終わっていたと言われているほど。『キャスターな会』も安泰とは言えないといいますね。

 中居さんのレギュラーで盤石なのは『仰天ニュース』ぐらい。ようやく復帰した中居さんには、今後もレギュラー番組を頑張っていってもらいたいですが……。昨年50歳になった今の中居さんにとって、最も重要なのは仕事なのでしょう。独身で子どももいない彼は今、仕事のために生きていると言っても過言ではなさそうです。それは絶対に手を抜かない仕事への姿勢と、たまに語られる熱い仕事論から明らかですよね。

 また、木村拓哉さん(50)、稲垣吾郎さん(49)、草なぎ剛さん(48)、香取慎吾さん(45)、元SMAPの面々が各々活躍するなか、自分だけが立ち止まってはいられない、というのもありそうです。これからも中居さんは、いろいろなものを犠牲にしつつ、走り続けるのでしょうね……」(前同)

 ようやく復帰した中居には、体調に気をつけつつこれまでと変わらぬ活躍を期待したいが――。