福山雅治(54)主演の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)で、これまで目立った活躍がなかった、King & Prince・永瀬廉(24)が、いよいよ重要なキャラになりそうだ。
これは、5月28日放送の第6話でのことで、内容は以下。心太朗(大泉洋/50)の養父・護道清二(寺尾聰/76)の誕生日パーティーの最中、東京郊外の別荘で立てこもり事件が発生する。犯人は別荘の所有者で、警備会社社長の菊知(高嶋政宏/57)。菊知は自分の妻・彩乃と娘・恵茉を人質にして、現金10億円を要求する。
交渉役に名乗り出た皆実広見(福山雅治)は、単身で別荘に乗り込むと、彩乃の代わりに人質になる。そこには子どもの靴がなく、部屋には灯油が。さらに、菊知が震えながら無線で指示を受けていたことから、皆実は、これは立てこもりではなく、菊知が恵茉を誘拐され、犯人の命令を聞いていると気づき……という展開。
問題のシーンは事件が解決したあとで、心太朗の兄・京吾(上川隆也/58)が息子・泉(永瀬廉)に、心太朗の実父・鎌田(津田健次郎/51)が皆実の両親を殺した犯人で、それを皆実が調べ直そうとしていると告げる。ショックを受ける泉に京吾は、心太朗に気づかせず皆実の研修期間を終わらせるためだと、2人の監視を命じた。
「ドラマの後半戦に入り、永瀬演じる護道泉がメインの2人に絡む、重要な役割を課せられました。前半は、捜査一課・佐久良班の若手警部として動くものの、存在感が薄かったんですが、第7話から、皆実と心太朗のバディの行方に影響するキーパーソンになりそうで、後半の活躍に期待です」(ドラマライター/ヤマカワ)