■映画『緊急取調室 THE FINAL』は2度目の延期だった
「“公開延期”とは言っているものの、事件が事件ですからね……。永久的な延期、事実上の“お蔵入り”になるともっぱらです。1度目の延期を乗り越え、ようやく公開されるところだったというのに、本当に間が悪かったとしか言えません」(前出の制作会社関係者)
6月1日の『スポニチアネックス』によると、本来なら『緊急取調室 THE FINAL』は、昨年に公開する予定だったという。
しかし、映画では《災害対策会議に10分遅れた首相が襲撃される》という事件が描かれ、現実の日本では2022年7月、安倍晋三元総理大臣(享年67)が銃撃され死亡する事件があった。その結果、公開の延期を余儀なくされた――と、報じられている。
前出の制作会社関係者は話す。
「そして、今回の猿之助さんの事件です。猿之助さんはメイン中のメインだし、そのまま公開することはできない。天海さん以外のキャストも売れっ子ばかりなのでいまさら撮り直しも無理がある。1度目は元総理銃撃事件、今回はメイン級俳優の大事件ですからね。もう“呪われてるんじゃないか……”と嘆く関係者もいますね……」