創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害疑惑はいまだに収束をみせる様子はなく、大きな社会問題へと発展している。しかし、この問題に『news zero』(日本テレビ系)で月曜キャスターを務める嵐・櫻井翔(41)はいまだに言及しないため、多数の批判の声が寄せられてしまっている。
同問題については、5月14日に現社長の藤島ジュリー景子氏(56)が動画で謝罪し、文書で見解を発表。
同21日に所属タレントのトップである東山紀之(56)が『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で「そもそも『ジャニーズ』という名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともにすべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなくてはならないと思っています」と語った。
同28日にはKAT-TUNの中丸雄一(39)が情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)に出演し、相談窓口などを設置した事務所の措置について「これによってすべてが補完されるわけではないだろうなと思いつつも、前進の一歩かなと感じています」などとコメントした。
■櫻井は画面から姿を消し……
そんな中、櫻井は5月15日、22日、29日と3週連続で同問題をスルーし続けているのだ。
ジュリー社長が見解を示した翌日、5月15日の『news zero』ではこの問題を取り上げたものの、話題に入る前に櫻井が画面から姿を消し、MCを務める有働由美子(54)だけで進行。VTRを流したあと、有働が「この件については、番組で話し合って私が話します」と説明。
続けて、「まずは性被害については、被害者のケアを最優先にしてほしい。そして、エンタメを通じてたくさんの夢を見せてきてくれたジャニーズだからこそ、ファンや私たちが迷いなく夢を見続けられるようにしてほしい」とし「そのためには今回の説明にとどまらず、プライバシーを守ったうえでですが、情報をオープンにする社会的責任を果たしていくべきだと思います」と話した。
また、「私たち『zero』も“性被害は絶対に許さない”という姿勢で、しっかりと向き合っていきたいと思います」と語気を強めていた。