■櫻井と中丸は「第三者委員会」設置を提案した“改革派”

 有働は「この件については、番組で話し合って私が話します」と説明していたが、あれは番組関係者との会議の裏側をリアルに明かしていたということのようだ。

「有働さんの“キャスター魂”が炸裂した放送だったと言えそうです。ただ、業界関係者の間では“櫻井さんも本当はこの問題に言及したいはず”といった話がよくされています。5月18日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、櫻井さんと中丸さんが事務所に『第三者委員会』の設置を提案した“改革派”でもあると報じられたぐらいですからね。

 櫻井さんには“正しいことをしたい”という想いがあるでしょうし、キャスターとしての責任も感じているはずです。“キャスター失格”と多くの声が上がっている現状にも、悔しい思いを抱いているのではないでしょうか。

 ただ、5月15日の『news zero』の放送の実態は、日テレ内の“調整”に巻き込まれて画面から消えざるを得なかったのではないか、ということですね」(前出の芸能プロ関係者)

■櫻井翔の『THE MUSIC DAY』MCにも批判の声

 7月1日放送の日本テレビの音楽特番『THE MUSIC DAY 2023』のMCを今年も櫻井が務めることが発表されたが、これにも次のような厳しい声が上がっている。

《とりあえず櫻井翔はやめろ! 恥ずかしくないのか? コイツを使うことが! 本人はツラの皮が厚いから平気なんだろうけど! 日テレはジャニーズと縁を切れ!!》
《テレビと事務所、このままなかったことになった方が楽だもの 絶対許しちゃいけないのに 決まってた仕事なんなくこなそう感満載》

「櫻井さんは当事者でもあり“被害者側”の可能性もある。個人的な見解を出すのが難しい立場にあることには変わりはありません。一方でキャスターとしての使命感や矜持もあるでしょうし、このまま沈黙を続ければ批判は鳴り止まない。

『THE MUSIC DAY』が近づくにつれ、同番組にも悪影響が出てしまうことも考えられる。そういった事情もあり、櫻井さんが今後、『news zero』でジャニー氏問題に言及する可能性は高いのでは、ともささやかれています」(前同)

 東山、中丸に続き、櫻井が“ジャニー氏の闇”に言及する日は近いのだろうか――。