6月5日、サンドウィッチマンのバラエティ番組『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)が放送された。ゲストは3年半ぶりの出演となるPerfumeの”かしゆか”こと樫野有香(34)、初参戦となる女優の天海祐希(55)と、俳優の鈴木浩介(55)の3人。番組は非常に盛り上がっていたが、明らかに“例の事件”の影響を思わせる、不自然な部分もあったという。
「こうした番組に出演したタレントがすることといえば、自分に関連する作品だったりイベントの告知ですよね。
実際、かしゆかさんは5月31日発売のDVD&Blu-ray『Perfume9thTour2022“PLASMA”』を“ぜひご覧いただけるとうれしいです”と呼びかけていました。
しかし、それが天海さんと鈴木さんにはなかったんです。本来告知する予定だっただろう作品が公開延期になってしまいましたからね……おそらく告知は収録したものの、オンエアではカットされてしまったのでしょうね」(テレビ誌編集者)
6月16日から、天海が主演、鈴木もメインキャストで出演する映画『緊急取調室 THE FINAL』が公開予定だった。本作は2014年から4シリーズ続いた人気ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)シリーズの完結編として、注目を集めていた。
しかし、同作は6月1日に「総合的な判断により、公開を延期をさせていただくことになりました」と、無期限の公開延期が発表された。
理由こそは明言されていないが、同映画に総理大臣役で出演していた、市川猿之助(47)の事件が原因であることは、火を見るよりも明らかだ。
猿之助は5月18日に、東京・目黒区内にある邸宅で父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(享年76)と母親の喜熨斗延子(きのし・のぶこさん/享年75)の3人で倒れているのが発見され、救急搬送された。
猿之助は意識を取り戻したものの、両親は死亡。その後の警察の調べで、家族が一家心中を図ったことが判明。猿之助は、自殺ほう助罪が適用されて逮捕される――そんな情報がいま、有力視されている。