木村拓哉(50)主演の月9ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の第9話が6月5日に放送され、平均世帯視聴率が9.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、2ケタ台目前まで持ち直した。

 しかし、見逃し配信「TVer」の“いいね”数では1.3万と、視聴率では大惨敗中のドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)の2.0万に負けるなど、右肩下がりの苦しい状況が続いている。

 第9話の内容は以下。風間公親(木村拓哉)と遠野章宏(北村匠海/25)が刺された事件の専従捜査チームが作られ、柳沢浩二(坂口憲二/47)は風間に、被疑者の十崎波琉(森山未來/38)がアパートに戻っていないこと、十崎を目撃したというバイク便ドライバー・鳥羽暢照(濱田岳/34)と連絡が取れていないことを報告する。

 そんな折、鉄道線の上を通る歩道橋で刺殺事件が起き、風間らが現場を臨場。死亡推定時刻は午前2時から4時の間。雨だったため、被疑者の指紋や足跡は判別出来ない。また、被害者の加茂田亮(金井勇太/38)は、顔や指をライター用のオイルで焼かれていた。するとそこに、新人刑事・中込兼児(染谷将太/30)がやってくる。

 風間と中込は、監視カメラに写った加茂田の神経質なしぐさから、服役した過去があると気づく。加茂田は7年前、時計店へ強盗に入っており、判決は懲役6年。また、店主・牧村(細田善彦/35)はそのときの被害額を返済できずに自殺していて、その恋人・篠木瑤子(早見あかり/28)が容疑者として浮かび上がってきたが……という展開。

 今回は篠木が加茂田の腹部を刺したとき、腸の病気の検査のため飲み込んでいた、カプセル内視鏡が飛び出してしまい、篠木の姿を写していたことが証拠になった。

 これに視聴者からは、「今回も都合良すぎる。接写するのが目的なレンズで無限遠が出るのか?」など、内視鏡のレンズに篠木を映すのは無理だと、SNS上で多くのツッコミが入っていた。