『100年の恋の物語』と題された『文藝春秋』(文藝春秋)6月9日発売号。ここで今までの男性遍歴を「ギザギザな才能の男が好き」と赤裸々に告白したのは女優の大竹しのぶ(65)だ。そんな大竹といえばお笑い界のトップ・明石家さんま(67)とも1988年から5年間、結婚生活を送っていた。
『文藝春秋』に掲載された告白の中で、大竹は前夫との死別後、さんまが《孤独と不安に襲われる日々の中で、心の穴を埋めてくれた》と当時を振り返っている。その一方で、結婚後は《夫婦はすべてをさらけ出さないといけない》という価値観に違和感を抱いたとも綴られている。
大竹が癒されたさんまの明るさと楽しさ――。
数多の後輩芸人、多くのテレビマン、仕事関係者に愛される男・明石家さんま。仕事で東京と大阪をよく新幹線で移動するさんまは、発車ぎりぎりまでサインに応じる、東京から大阪まで隣に座った一般人とずっと話し、相手が疲れて寝ようとした際には“寝るなよ。そっちが話しかけてきたやろ”と起こした、なんて逸話も残るフランクさで知られる。
そんなさんまは、本来は“煩わしい相手”であるはずの週刊誌記者とも“交流”があるのだ。ベテラン芸能記者がさんまの人柄を語る。
「さんまさんは、直撃取材を敢行した記者に対しても神対応をしてくれるんです。取材に行って無視されることはまずありません。
6月6日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社)でも、記者とカメラマンが直撃取材に行き、オリエンタルラジオの中田敦彦さん(40)がダウンタウンの松本人志さん(59)の“権力者ぶり”を批判したことに関して、さんまさんに質問しています。
実はこの際、大雨が降り、ずぶ濡れの中、深夜3時まで待っていた記者に対して“自分の車に乗って取材をするよう指示した”と、さんまさんは『MBSヤングタウン土曜日』で告白していましたね」
当該号の『FLASH』を読むと、記者の《中田さんの「松本さんが審査員をやりすぎ」という発言が今、話題になっています》という問いかけに対して、さんまは《「仕事が増えてええやろ!」》とざっくばらんに回答している。
お笑い界の大きな話題とはいえ、直接自身が関係する話題でもないのに、深夜に記者を車に乗せてまで丁寧に答える――さんま以外の芸能人ならありえない行為だろう。