■「宮迫のYouTubeに出てみたい」直撃記者をも笑わせる!
別の週刊誌記者もさんまへの直撃取材の様子を感慨深げに語る。
「宮迫博之さん(53)の闇営業騒動の際に、さんまさんに直撃取材を行ないました。友人であり、毎年、フジテレビの特番『さんタク』で共演している木村拓哉さん(50)の代々木体育館でのソロライブ帰りだったにもかかわらず、嫌な顔ひとつせず丁寧に対応してくれたことを覚えています。
当時、宮迫さんには世間から逆風が吹いていたので、さんまさんも批判をするかと思いきや、“俺も宮迫のYouTubeに出てみたい”なんて語るんですから優しいですよね」
深夜の、記者の直撃取材すらも嫌な顔をせずに対応するさんま。ビートたけし(76)、タモリ(77)と並ぶ「お笑いBIG3」の異名は、やはり伊達ではない。
前述の『文藝春秋』の告白で、大竹はさんまに対して《才能に恋していたんでしょう》と激白している。一方で、さんまから《毎日のように「何時に帰ってくる?」「どこにいる?」と聞かれることに苦痛を感じる自分に気づいた》とも語っている。
前出のベテラン芸能記者が、大竹とさんまの出会いと別れを分析する。
「直撃取材の際、さんまさんは記者の存在に気がつくと、車をスローダウンさせて追いつく時間を与えてくれます。それでカーウィンドウを開けてくれて、“今日はなんや?”と聞いてくれるんです。深夜2時や3時にそれをやってくれるんですが、さすがにその時間なのでさんまさんも疲れているのは伝わってくる。
目は充血しているし、声も枯れているし。今日もたくさんしゃべってきたんだなと感じさせるのですが、さんまさんは1日の最後に会うはずの、いきなり直撃してきた失礼な記者に対しても、丁寧に対応し、なんなら笑かしてくれるんです。サービストークに加え、“タイトルだけはおもろくせえよ”なんてことまで言ってくれる。この人は本当に、とんでもない人だな、と思ったことを覚えていますね。
こちらとしては大変ありがたいんですが、失礼ながら同時に感じたのは、さんまさんは寝る直前、瞼を閉じる瞬間まで本当にずっとしゃべっていたいんだろうな、相手を笑わせたいんだろうな、ということでした。
前夫の死を乗り越えられないでいた大竹さんは、さんまさんに出会った当初は癒やされていたのでしょうが、なかなか眠らず、そしてその間ずっと自らをさらけ出してしゃべってくるさんまさんに対して、徐々に徐々に窮屈さを感じていってしまったのかもしれませんね……」
盟友・島田紳助氏(67)にも度々テレビで「24時間しゃべっている」と評されていたさんま。地球の日本の地に舞い降りたお笑いモンスターと結婚生活を送ることは、簡単なことではないのかもしれない――。