■「女将軍に魔界転生」の呼び声

 キャスティングが絶賛されている堀田だが、売れたのは必然、という声もある。

「堀田さんは2020年に結婚情報誌『ゼクシィ』の13代目CMガールに選ばれています。

 これまでゼクシィガールを見てみると、倉科カナさん(35)や広瀬すずさん(24)、新木優子さん(29)、吉岡里帆さん(30)など、売れっ子の女優さんばかり。若手女優の登竜門としても有名なんです。

 すでに頭角を現しつつあった堀田さんですが、偉大な先輩たちと肩を並べるかもしれませんね」(前同)

 堀田にとって“時代劇”という舞台もフィットしていたという。

 1月17日に公開された『スポニチアネックス』のインタビューでは、時代劇について「みなさんから『時代劇が似合う』と言っていただくことが多いです。私自身も現代劇より時代劇の方が好きかもしれません」と答えていた堀田。

 今回の家光という役については「これまでの私は役を引きずらないタイプでしたけど、今回は引きずっていないと、現場ですぐに0から100まで一気に感情を持っていくのが難しいので、日常生活でも食事が喉を通りにくくなるほど引きずっています」と、これまでにないほど役に入り込んでいることを明かしていた。

「役を引きずりまくっているというほどあって、今作での堀田さんの憑依力の高さにファンからも、

《比奈ちゃんが徳川家光に。なんとご立派になられて…》
《比奈ちゃんが亡くなって、まさかの女将軍に魔界転生して帰ってきて頭が追いつかない》
《堀田真由ちゃんの家光、幼さと行き場のない慟哭と愛らしさパーフェクトだった😭 大奥はこの家光も有功様も春日局も玉栄もみんな徳川という名の鳥篭に囚われた雛鳥達の物語なんだよね…》
《悲しい運命の有功と家光、お二人の演技がリアルで胸を打たれました…》

 と『鎌倉殿の13人』の比奈が、将軍になって帰ってきたというコメントまで出ていました」(前同)

 はたして、将軍たちと大奥の面々は、どのような結末を迎えるのか? 大政奉還までの展開と、俳優たちの演技に期待したいーー。