元SMAPメンバーがグループの冠番組『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)の生放送で謝罪し、“公開処刑”とも言われたあの騒動から1月18日で丸7年となった。
当時を振り返ると――解散騒動が、スポーツ紙や週刊誌などで大きく報じられたことを受け、2016年1月18日にSMAPのメンバーは黒いスーツに身を包み、中居正広(50)、木村拓哉(50)、稲垣吾郎(49)、草なぎ剛(48)、香取慎吾(45)のそれぞれ5人が、『スマスマ』内での生放送で、視聴者に向けて謝罪の言葉を発し、頭を下げた――。
『スマスマ』の構成作家陣の中心にいた鈴木おさむ氏(50)は、2022年12月9日発売の『文藝春秋』(文藝春秋)で、小説『20160118』を発表。あくまでも“小説”という形で、当時の番組の裏側を綴り、芸能関係者とSMAPファンに大きな波紋を呼んだ。
■1月18日22時にSMAPファンが一斉ツイート
鈴木氏が小説を発表したことも受け、SMAPファンがあらためてこの問題を風化させないために、SNSのハッシュタグを使って抗議の声を上げている。
<もうすぐ「あの日」がやって来ます。
過日小説という形で内幕を明かされた『1月18日22時』
罪もないSMAPが誰かに謝罪させられた事実を風化させない為に一斉Tweetをしませんか?
#SMAPのいちばん長い日
#20160118を風化させないために
#ForcedApology
の3つのタグを付けてtweetお願いします。>
あるSMAPファンはこのように呼びかけ、これに共鳴するようにツイッターでは「確かにあれは、人権問題であり、労働問題だ」「いろんなこと乗り越えて今がある彼ら。5人から今でも喜びをもらってる。けど、忘れられない一日がある」といったコメントが寄せられ、3つのハッシュタグも盛り上がりを見せた。
「やはり『20160118』が発表されたことが大きいですよね。今年の1月18日22時も、ツイッターはSMAPの話題で盛り上がりました。
同作はあくまで“小説の体裁”を取っているものの、明らかに鈴木氏が見たこと、感じたことが書かれていることがうかがえます」(ワイドショー関係者)