ジャニーズ事務所前社長のジャニー喜多川氏(享年87)が「エターナル・プロデューサー」とされていた舞台『DREAM BOYS』(通称・『ドリボ』)のポスターが、6月12日に公開されるや話題となっている。
2004年1月に帝国劇場にて滝沢秀明(41)主演で初演されて以来、同作はジャニー喜多川氏が「作・構成・演出」を担い続けた。ジャニー氏は19年の公演直前に亡くなったが、その後も「エターナル・プロデューサー」として本作のクレジットに名前を連ねていた。しかし、今回公表されたポスターから、ジャニー氏の名前は消滅。一連のジャニー氏の加害問題報道を受けてのものだと思われるが、ジャニーズ事務所は「総合的な判断」からの措置だとしている。
エンタメ誌ライターが語る。
「『ドリボ』は、ボクシングを題材に、少年たちの夢と挫折、友情を描いたもの。初演以来、配役や内容が変更されながら受け継がれてきた、いわば伝統ある舞台です。
滝沢さん以降、KAT-TUN・亀梨和也さん(37)、Kis-My-Ft2・玉森裕太さん(33)、元King&Prince・岸優太さん(27)、SexyZone・菊池風磨さん(28)が座長を務めてきました。Snow Man・渡辺翔太さん(30)が6代目を務めます」
ジャニー氏が亡くなった20年版以降は、演出に堂本光一(44)が加わった。
「『ドリボ』に限らず、ジャニー氏が携わった舞台には“エターナル・プロデユーサー”として、死後もクレジットがありました。今回それが外されたことに、ファンからは寂しがる声もあるんです。
ただ今年4月、カウアン・オカモト氏(27)が会見し、問題が取り沙汰される真っ最中に上演されていた『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』にも、ジャニー氏は“エターナル・プロデユーサー”として、クレジットされていた。これが明るみに出て、その神格化状態に違和感を抱く声が噴出しました」(前同)