■各メンバーがバラエティに強いSnow Man
この回に限らず、Snow Manは下積みの長さと身体能力の高さから、バラエティのセンスが高いことで知られている。
「単独でも面白いし、スタジオでも、複数名がコンビで行なうロケでも、即座に“団体芸”をこなせます。肉体派の岩本さんが身体を張ったり、“舘様”でお馴染みの宮舘涼太さん(30)が笑いを取ったり。
スタジオ収録でも、特に向井康二さん(28)と佐久間大介さん(30)がトークやワイプで間を取り持つ、裏回しをこなして空気を作っています。全員のコンビネーションの良さが企画の一体感につながっているし、みんな一生懸命で、年上の視聴者からも好感が持てる。それが番組の人気につながっているのかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)
『それスノ』は日曜午後1時枠で地上波レギュラー放送がスタートした時期から常にツイッタートレンド入りを果たす人気番組だったが、時間帯もあって視聴率はそこまで高くなかった。それがゴールデンに進出してからは、本格的に視聴率も獲得し始めているのだ。
「『それスノ』は午後8時から。フジテレビが新設予定のドラマ枠は午後9時。放送時間は違いますが、『それスノ』が来た影響で金曜日のテレビ番組の情勢が大きく変化しているんです。そんななか、金曜日に勝てていないフジテレビは、最も自信があるドラマで勝負していこうということでしょうね」(前同)
『それスノ』の登場によってパワーバランスが崩れたという金曜日のテレビ。Snow Manは今後、マツコ&有吉をも凌駕して、国民的グループの道を歩んでいくのだろうか――!?