■ツイッターでは「#玉川さん」がトレンド入り

 玉川氏は、2022年9月に安倍晋三元首相(享年67)の国葬についての事実誤認発言で同年10月5日から10日間、出勤停止となる謹慎処分を受け、10月19日の番組であらためて謝罪。コメンテーターではなく記者として現場取材を行なうと説明し、記者やパネラーとして『モーニングショー』に不定期出演してきた。

「それが、4か月ぶりにコメンテーターに復帰するとネットは沸騰。ツイッターではハッシュタグ『#玉川さん』がトレンド入りするほどでした。

 玉川氏といえば、歯にきぬ着せぬ発言、庶民目線のコメントで人気を博しましたが、好きな人と嫌いな人でハッキリと別れるぐらいキャラクターも濃い。いい意味でも悪い意味でも引っかかりがあって、ある意味で『モーニングショー』の“劇薬”だったんです。

 MCの羽鳥慎一さん(51)は実にスムーズに番組を回しますが、玉川氏という刺激を失って“物足りない”と感じていた視聴者は多かった。そんな中、玉川氏がコメンテーター席に復帰して番組視聴者は歓喜しているんです」(制作会社関係者)

■世帯視聴率トップをキープも……

 昨秋に玉川氏がコメンテーターから降板したものの、『モーニングショー』は2022年の年間平均視聴率が個人全体5.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、世帯9.7%を獲得。3年連続で個人全体・世帯ともに同時間帯トップの座をキープした。

「これまでは世帯10%超えは当たり前で、世帯視聴率では断トツ1位でした。ところがここ最近は10%に達しない日も出てきてはいますね。そして何よりそれ以上に、『ZIP!』(日本テレビ系)の放送時間拡大が、『モーニングショー』にとっては大きな脅威になるのではないでしょうか」(前同)