松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマどうする家康』の追加キャストが6月15日、ドラマの公式ツイッターで発表された。

 羽柴秀長役には佐藤隆太(43)、寧々役に和久井映見(52)、仲役に高畑淳子(68)、旭役に山田真歩(41)、加藤清正役に淵上泰史(39)、福島正則役に深水元基(43)、石田三成役に中村七之助(40)が決定した。

「そんな『どうする家康』は、視聴率ではかなりの苦戦を続けています。直近の6月11日の放送回も世帯視聴率は10.8%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は6.3%でした。テレビ各局が重視するコア視聴率もパッとしない。2.0%少しという状態が続いていますね」(制作会社関係者)

 小栗旬(40)が主演を務めた2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の平均世帯視聴率は12.7%だった。

「NHKとしては若年層にも見てもらいたいと考え、松本さんを主役に抜擢し、さらになにわ男子長尾謙杜さん(20)、山田裕貴さん(32)といった若手イケメンを起用したはずです。ところが、コアの数字は良くなく、世帯視聴率でも『鎌倉殿の13人』にはとても届かなさそうなんです。まぁ、裏には超強力な番組が2つもあるのですが……」(前同)

■『イッテQ!』と『鬼レンチャン』にボコ負け

 日曜20時枠には、毎週のようにコア視聴率7~8%をマークし、1週間の番組のうち最も高いコア視聴率を誇る『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、2022年5月にスタートすると一気に人気番組の仲間入りを果たし、コア4%台を取る『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)が放送されている。

「NHKは松本さんに若い視聴者を連れてきてもらいたかったところでしょうが、今のところそこの数字も伴っていません。

 そんな中、徳川家康と関ヶ原の戦いでぶつかることになる石田三成を七之助さんが演じるというのは松潤ファン、嵐ファンにとっては感涙もののキャスティングで、『どうする家康』の注目度は今まで以上に高まるはずです」(同)