6月16日未明に、警視庁に大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは永山絢斗容疑者(34)である。衝撃の逮捕劇が繰り広げられたのは、前日にあの女優が“復帰の狼煙”を上げた直後のことでもあった――。

 6月15日発売の『女性セブン』(小学館)と『FRIDAY』(講談社)が、芸能活動休止中の沢尻エリカ(37)の近影を掲載。2019年にテレビ朝日で放送された『白い巨塔』など数々の映像作品で活躍し、世間を魅了してきた“エリカ様”の美貌は健在だった。

 胸元近くまで伸びた豊かな栗色の髪の毛は自然とカールし、引き締まった肉体は両誌でスクープされた写真を見ても一般人と比較にならないのは一目瞭然。路上での様になる立ち姿はまるでドラマの一場面を思わせるほどである。

 そんな彼女からは、女優復帰に向けて本格的に動き始めた様子がうかがえるのだ。沢尻は2019年11月に合成麻薬MDMAとLSDを所持していたとして、麻薬取締法違反罪に問われた。犯した罪に対して20年2月に東京地裁で言い渡された判決は、懲役1年6月、執行猶予3年だった。

 ドラマ制作会社関係者が言う。

「今年2月に執行猶予が明けたこともあり、配信ドラマを始め複数のオファーが届いているようです。確定した仕事はまだないようですが、配信系や、製作委員会形式ではない映画であれば、スポンサーを気にする必要もありません。逮捕歴があるとはいえ、沢尻さんほどの知名度と実力があればすぐにでもカムバックを、と考えているスタッフは少なくないでしょう」

 沢尻がヒロインを務め、2005年1月に公開された映画『パッチギ!』でタッグを組み、その演技力を「天性のもの」と称賛した井筒和幸監督(70)も復帰を熱望しているという。

「周囲には復帰を“全力でサポートしたい”と語っており、“彼女のためになる作品が良いのでは”と、企画まで練り上げているんだとか。沢尻の耳にも恩師の励ましは届いているのではないでしょうか」(前同)