■2誌同時スクープ撮の背景に……?
今回、2誌が同時に沢尻の撮影に成功した背景には、彼女をサポートする大手芸能プロダクション・エイベックスが関係しているのでは、と訝しむ声も上がっているという。
夕刊紙デスクは言う。
「活動休止中はほとんど漏れ伝わってこなかった沢尻の動向を、いきなり2誌が同時にキャッチできていることは、まあ不自然ですよね(笑)。しかも、沢尻が美しいのは当然なんですが、両誌に掲載された写真ともバッチリ、ヘアメイクが決まっているんですよね。
もちろん、同じようなネタ元から情報提供があって張り込んだら撮れた、ということも十分に考えられます。ただ、事務所サイドがタレントの復帰にあたり、“観測気球”を上げて世間のリアクションを見ることはままあることですからね。今回はそうした可能性もささやかれていますよね」
昨年12月には、エイベックスの松浦勝人会長(58)が、自身のYouTubeで「沢尻エリカが都内のラウンジで働いている」というネット上の風評を一蹴したことでも話題になった。
動画内で松浦会長は「これから俺たちが一生懸命あいつのためにやろうとしているときに、こういうくだらない噂が流れるのか。頭にくる」と、ブチギレ。沢尻の復帰に向け、水面下で動いていることをうかがわせるような発言をしていたのだ。
松浦会長が沢尻の復帰計画を進めているのには、彼女の才能を評価している以外の切実な理由もあるようだ。
「沢尻さんが逮捕されたことで、すでに撮影済だったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の出演シーンは、川口春奈さん(28)を代役にして撮り直しになりましたからね。また、スキンケア商品など当時4社のCMに出演していたため、違約金などを含めると10〜20億円の賠償金が発生した、と当時スポーツ紙などでは報じられました。
実際はそこまでの金額を払ってはいなと考えられますが、その賠償金は、同社や松浦会長が肩代わりしたとも言われましたから、復帰して稼いでもらわないと、というところはあるのではと。昨年の松浦会長の発言と今回の2誌同時のスクープ撮はリンクしていて、やはり、近未来的に沢尻さんの女優復帰があるのではと……」(ワイドショー関係者)