最新アルバム『ChapterII』が6月7日にリリースされ、初週から15万枚を売り上げたSexyZone。13日発表の「オリコン週間アルバムランキング」でも1位を獲得している。
そんなSexyZoneからはマリウス葉(23)が2022年末でグループを脱退、芸能界からも引退した。現在は、佐藤勝利(24)、菊池風磨(28)、中島健人(29)、そして松島聡(25)の4人体制となった同グループだが、メンバーが見せるマリウス“愛”は健在で、ファンの話題となっている。
スポーツ紙記者がメンバーと事務所が炸裂させているマリウスへの1つ目の“愛”を挙げる。
「アルバムの初回限定盤Bの特典DVDでは、5人での長野への旅ロケの様子が収録されています。グループを脱退し、事務所から退所したメンバーの映像が特典となるのは、なかなか珍しいことです」
そう言う背景にはジャニーズ事務所ならではの事情があるようだ。
「ジャニーズグループからメンバーが脱退・退所した場合、それまでの経緯から、そのメンバーが“タブー”となることも珍しくない。直近でいえば、平野紫耀さん(26)、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)が抜けたKing&Princeがまさにそう。3人同時脱退という異常事態が発生し、ラストライブもなし。ファンの事務所への不信感は根強いですね」(前同)
一方で、円満脱退があるのも事実だ。筆頭格が2021年11月1日に解散したV6の元メンバー・森田剛(44)である。
「森田さんは解散日に退所したのですが、退所前の9月13日には、翌22年1月公開の映画『前科者』に出演することが発表されたのです。事務所を辞めるタレントの退所後の出演作には、積極的には関わらないのが業界内での通例です。
しかし、わざわざ出演発表をした。これは、ジャニーズ事務所としても“退所後の森田さんを応援しますよ”という強いメッセージだろう、と感じられましたね。映画公開年に行なわれた岡田准一さん(42)の写真展でも、会場には森田さんが映ったV6の写真が展示されていましたよね」(同)