■「最強女優事務所」に見えた綻び……

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「唐田さんは国民的女優である杏さんの“家庭を壊した”と言われるほどのスキャンダルを起こしてしまった。あそこまでの大事になると、一般的な芸能プロダクションであれば契約解除となることが通常の流れです。しかし、所属事務所のフラームはクビにすることなく、会社で借り上げたマンションに唐田さんを住まわせ、マスコミ対策に徹したんです」

 その後は事務所で事務の手伝いなどをさせ、雑誌連載などで徐々に表舞台に復帰させるというやり方で唐田の再起をサポートした。

「フラームでは、所属女優である戸田恵梨香さん(34)と松坂桃李さん(34)の交際が、結婚の正式発表までいっさい漏れなかった、というところからもうかがえますが、所属女優を徹底的に守る“最強の女優事務所”と言われてきました。

 そういうところも評価され、同事務所に”入りたい”という女優が多数いて列をなしていると言われていますが、今回の広末さんのダブル不倫報道では、当の広末さん、そして夫のキャンドル・ジュンさん(49)から猛攻撃を受けてしまっていますよね……」(前同)

 広末と鳥羽氏のダブル不倫報道を受け、キャンドル・ジュン氏は6月18日に単独で記者会見を敢行。

 その中で「当時事務所の社長は、彼女とのツーショットを出すことは禁止です、家族のことを語るのも禁止です、そういうルールを約束してください、と言いました」と、広末との結婚以降、彼女の所属事務所から公私ともにさまざまな制約を要求されていたと告白した。

■広末涼子が所属事務所に「不信感」

 一方の広末も『週刊文春』(文藝春秋)の記者に直接電話し、自身のスキャンダルを受けての所属事務所社長の対応に不信感を露わに。さらに「いろんな疑いを私が会社に持ってしまった。ジュンさんとつながってるんじゃないか、ジュンさんをどうして擁護するのか、とかも含めて」と、キャンドル・ジュン氏と事務所が“グル”なのではないかと疑念を抱いていると6月22日発売の同誌で心境を明かしている。

「文春の直撃にキャンドル・ジュンさんは“彼女と子どもたちは事務所が用意した安全なところにいると聞いています”と話していますが、もしかしたら唐田さんと同じ場所に匿われているのかもしれませんね。

 芸能界を揺るがすほどの広末さんのスキャンダルが出てきたタイミングで、唐田さんの主演映画が公開され、そのPRのためにインタビュー記事が配信され、大荒れの様相を呈していると。唐田さんは過去にも、主演映画が公開されるタイミングで東出さんの映画が公開されるという“被り悲劇”がありました」(同)