お笑いコンビ・ハライチ岩井勇気(36)、澤部佑(36)とフリーアナウンサーの神田愛花(42)をMCに1月9日からスタートした、フジテレビの新しいお昼の帯番組『ぽかぽか』。スタートからおよそ2週間が過ぎたが、まだまだ視聴者はついてきていないようだ。

「視聴率は非常に厳しいですね。“絶望的”と言われても仕方のない数字になっています。1月18日は世帯視聴率が1.7%。個人視聴率0.8%(いずれも関東地区/ビデオリサーチ調べ)です。その前日も世帯は1.6%でした。初回(1月9日)こそ世帯視聴率は3.3%ありましたが、どんどん下がっていってここまでの低視聴率に。

“フジテレビの黒歴史”とも言われる前番組の『ポップUP!』とほぼ変わらない、壊滅的な数字です。新番組がお茶の間に馴染むのは時間がかかるものですが、それにしても厳しい数字ですよね……。

 ただ、『ぽかぽか』には1つだけ注目されていることがあって、それをきっかけに徐々に盛り返せるかも、という声も聞こえてきますね」(ワイドショー関係者)

 それは番組内の“謎のコーナー”「牛肉ぴったんこチャレンジ」だという。“高級牛肉をゲストにカットさせて、300gジャストだったら2kg、誤差10gなら300gをお持ち帰りできる”というゲームコーナーだ。

「ゲストを主役にちょっとしたミニゲームをして盛り上げる、というのはバラエティ番組あるあるですが、なぜ生肉カットを思いついたのか……。視聴者からも“意味が分からない”といった声が上がっていましたが、徐々に浸透してきたのか、このコーナーのシュールな感じが意外とウケ始めており、かつ、なぜか“NG”な日もあって、それが話題になることがあるんです」(前同)

 毎日ゲストが肉をカットしているのだが、これまで2回“例外”があった。

 1度目は、竹野内豊(52)と黒木華(32)がゲストだった1月13日。2度目は、竜星涼(29)がゲストだった1月18日だ。

「竹野内さんたちの回では“チャレンジですが、経費削減のため本日行なわれません”というアナウンスでコーナーそのものがなかった。牛肉は毎回高級品ではあるものの、それ以降はコーナーは普通に継続していたので、“竹野内×黒木コンビが企画NGだったのかな?”と指摘する声もありました。竹野内さんと黒木さんは映画『イチケイのカラス』の宣伝で来ているわけだし、同回に限って、予算が足りないはおかしな話ですよね。なんらか別の理由があったのでしょう。

 さらに不自然だったのが、18日の竜星さんの回だったんです」(同)