■トニセンファンvsカミセンファンの構図になってしまった

 前出の女性誌編集者が続ける。

「その後の“トニセンとV6にはそういう呼称なかったよね”というトークテーマでも、坂本さんは“ファン”を業界用語みたいに逆さ言葉で“ワンフー”と呼んで、井ノ原さんに“昭和感丸出し”とツッコミを食らっていました。井ノ原さんのツッコミの通り、坂本さんからは最近の情報、流行に疎い、非常におじさんらしい感じが出ていました。

 そして、記事を読むとよく分かるんですが、坂本さんに悪意は全くないとはいえ、“ティアラという呼び名を雑に扱った”と受け止めたファンが多かったのでしょう。キンプリファンが坂本さんを叩き、トニセンファンがそれに憤る、という構図になってしまったんです。インタビューでの井ノ原さんの即座の“訂正”は、今、キンプリファンの心が揺れているのを重々理解してのものにも感じられましたが……。

 両グループのファンが衝突している要因には、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)での共演もあるようです」

 キンプリは5月22日に平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)の3人が脱退し、ジャニーズ事務所からも退所(岸のみ9月30日)。6月16日放送の『ミュージックステーション』が、2人ユニットになって初出場の回だった。そして、同日に同じく出演したトニセンと《#トニプリ》というハッシュタグでツイッターやインスタグラムで告知したのだ。

 組体操をしたり“跳び箱”をしたりの内容に、おおむね“ほっこりした”“平和動画すぎる”と好評ではあったのだが、

《トニプリから感じるのはぬぐいきれない接待感…ジャニアイの上演前アナウンスにも感じたコレジャナイ感…》

 といった声もあった。