■全員に“裏の顔”があるめちゃくちゃな展開を芸能評論家が分析

 関係者全員に“裏の顔”があるという、近年まれに見るめちゃくちゃな展開を見せる今回の不倫騒動。芸能評論家の三杉武氏はどう見ているのか。

「ジュン氏が自分の過去のトラブルを報じられるとは考えなかったのか、こういったことを想定していなかったのか、その点は謎ですよね。それにこれ一件とは限らないでしょうからね。これから暴露合戦になっていくということも考えられそうです」(三杉氏=以下同)

 過去に関係者全員がひどいといったスキャンダルはそれほど多くない。

「ここまで登場人物全員がとんでもないというスキャンダルはたしかにあまりなかったはず。関係者のいずれかが被害者というケースばかりですよね。

 元夫に不倫を疑われ、別居から離婚に至った篠田麻里子さん(37)に関しても、元夫にも真逆な報道がありましたし、熊田曜子さん(41)のときにも双方の主張が食い違い、報道が分かれることがありましたが、ここまでのことにはなりませんでした」

■広末涼子、鳥羽周作シェフ、キャンドル・ジュン氏……「登場人物全員悪人」

 広末は鳥羽氏と再婚したいという気持ちを匂わせているようだが、今後の展開はどうなっていくのだろうか。

「今回の報道が事実であれば風向きが変わる可能性もあるでしょう。とはいえ、広末さんが清廉潔白というわけではない。多少同情の余地が出てくるというのはあるでしょうが、広末さんへの厳しい逆風は和らぐものの、かと言って追い風にはならないはず。

 広末さんはスター性は抜群。若い頃はテレビも元気で、そんな時代を駆け抜けてきた、数少ないスター性を持っている人ですよね。それに、もともと若い頃の男性関係は派手で、不倫が最初に出たとき、広末さんはそこまで叩かれなかった。

 それは“広末だったらそれぐらいありそう”というイメージを持たれていたから。それがジュン氏が会見をやったりして徐々に風向きが変わり、ジュン氏に同情する声が優勢に。しかし、ここにきてまた新たな展開に。

 全体的に見て、良くも悪くも芸能界の話で浮世離れしていますよね。ジュン氏もある意味で芸能人っぽくなってきたような感じで、映画『アウトレイジ』じゃないですが、“登場人物全員悪人”、“みんな一癖ある”といった状況ですよね」

 広末と鳥羽氏の“交換日記不倫”は、今後、どんな展開を見せていくのだろうか――。