■変わり映えのなかった永瀬廉
「永瀬は、事前の番宣は、福山と大泉と一緒にがんばっていましたが、フタを開けてみれば登場シーンが少なく、最終回直前には刺されてしまって昏睡状態。注目された最終回で活躍できないという、忖度なしの展開にファンからは悲鳴が上がっていました。また、泉のナイーブで陰のあるキャラは、今まで演じてきた役と変わらず、新しい発見がなかったのが残念でした」(前出のドラマライター/ヤマカワ)
永瀬はそもそも、ドラマ内でサブキャラなので、存在感を発揮する機会がなかったのは仕方がない。それに比べると、ダブル主演として物語の本筋を演じ、モデルのオードリーそっくりの漫才が評判になるなど、俳優としての評価を上げたのは、間違いなく高橋だろう。
昨年夏期放送の主演ドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(日本テレビ系)が、低視聴率で苦戦して以降、期待ハズレの結果が続いている永瀬だが、秋には主演映画『法廷遊戯』が公開予定だ。2人体制のキンプリとしてだけでなく、俳優としても成長した姿を見せてほしい。