6月26日、松坂桃李(34)主演のNetflixオリジナルドラマ『離婚しようよ』の配信記念イベントが都内で行なわれ、2019年9月末に関ジャニ∞から脱退した錦戸亮(38)が久々に公の場に姿を現した。

 21年にTBSはNetflixとライセンス契約を締結。全世界配信シリーズ第3弾として制作されたのが同作だ。プロデューサーはTBS社員で『池袋ウエストゲートパーク』などを手掛けたことで知られる磯山晶氏(55)。同作では人気脚本家の宮藤官九郎氏(52)と大石静氏(71)が共同で脚本を執筆したことでも話題となっている。

「錦戸は、仲里依紗(33)演じる国民的女優と不倫をする、パチンコで生計を立てる自称アーティストを演じています。同作配信後は“色気がダダ漏れ!”とSNSでもかなり話題を集めており、俳優のオファーも再び増加しそうです」(スポーツ紙記者)

 話題作の3番手で好演している錦戸なのだが、民放での復帰は厳しいとの声も上がっているという。

「磯山プロデューサーは08年放送の二宮和也が主演したドラマ『流星の絆』でも錦戸をメインキャストに起用し、クドカンが脚本を担当した14年放送の『ごめんね青春!』では主演させている。彼を俳優として高く評価していることから、今作でもオファーをしたようです。

 逆に言えば、彼女ほど実績があるプロデューサーでも、“辞めジャニ”である錦戸を地上波作品では起用できない、というキー局の事情が、あらためて浮き彫りになりましたね」(前同)

 17年にはジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎(49)、草なぎ剛(48)、香取慎吾(46)に対して、ジャニーズ事務所が民放テレビ局などに出演させないよう圧力をかけた疑いが浮上。公正取引委員会はジャニーズ事務所を独禁法違反(不公正な取引方法)につながる疑いがあるとして注意している。