■メンバーもキレたジャニーズからの最悪の辞め方……錦戸の地上波復帰は限りなくゼロ!?

 ドラマ制作会社関係者は話す。

「公正取引委員会からの注意もあり、ジャニーズ事務所からの露骨な圧力がなくなったことで、『新しい地図』の3人に関しては民放の出演も解禁になりました。草なぎさんは今年1月クールの主演作『罠の戦争』(カンテレ制作、フジテレビ系)が大好評でしたよね。

 しかし、20年にジャニーズを退所した山下智久さん(38)は、21年に放送された『ドラゴン桜』(TBS系)に声のみで出演した以外は、今も民放ドラマ復帰ができていない状況。

 キー局はドル箱であるジャニーズの顔色を伺い、まさに“忖度地獄”に陥っていて、辞めジャニの起用には非常に消極的です。特に錦戸さんはジャニーズと仲違いに近い状態で退所していることもあり、配信作品が少し話題になったぐらいで、キー局が起用するとは思えないですね」

 19年10月の『女性セブン』(小学館)では、退所が合意に至った同年3月より前から、錦戸がソロ活動に向けて動いていたと報じられている。

「同年3月以降は関ジャニ∞のメンバーがいる前でも、親しいスタッフに電話で“独立”の相談をするなどしていたことから、関ジャニメンバーや事務所スタッフと錦戸さんの関係はかなり悪化していたようですね。錦戸さんが事務所を最悪の形で退所したことは、テレビ局関係者も把握しています。

 今回の『離婚しようよ』からも分かる通り、錦戸さんは良い俳優ではありますが、新しい地図の3人ほどの人気も知名度もないので、リスクを冒してまで起用したいと思うテレビマンはほとんどいないと思われますね……」(前同)

 8月31日をもってKis-My-Ft2北山宏光(37)が退所するなど、今年だけで12名も退所が発表されているジャニーズ事務所。“辞めジャニ”が増えても、民放の“忖度地獄”はしばらく続きそうだ。