『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)の人気企画「脱出島」や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の「世界で一番盛り上げるのは何祭り?」など、バラエティ番組にはたびたび“やらせ疑惑”が噴出し、業界関係者だけではなく、視聴者からも問題視される。
「そんな番組と対極にあるのが『水曜日のダウンタウン』(TBS系)なんです。同番組は本当に仕込みゼロ、打ち合わせゼロのガチ中のガチ。芸人にとっても出られるのはありがたいものの、悲鳴を上げてしまう番組なんです」(制作会社関係者)
6月28日の『水ダウ』では「相方が倒れて予断を許さない状況でも時間が経てば腹は減るし眠くもなる説」を検証。モグライダー・ともしげ(41)、我が家・杉山裕之(46)、安田大サーカス・クロちゃん(46)、コロコロチキチキペッパーズ・ナダル(38)が、相方が「命の危機」にあるというウソを伝えられ、さまざまな反応を示した。
■「最悪それで番組が終わるなら仕方ないと思う」と松本人志
ダウンタウンの松本人志(59)は6月19日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演し、『水曜日のダウンタウン』に言及。
炎上する予感がするときでも、スタッフを萎縮させないために、あえて制作には口を出さないといい、松本は「最悪それで番組が終わるなら仕方ないと思う」と持論を展開した。
6月28日の『水ダウ』のラストには、次週7月5日の予告映像が公開され、「解散ホントドッキリ」が敢行されることが明かに。同番組の「解散ドッキリ企画」で注目を集めた不仲コンビ・竹内ズが登場。同コンビは今年5月に実際に解散することを発表している。
「番組の企画で実際にコンビが解散することも含め、『水ダウ』はしょっちゅう炎上しますし、一部視聴者からは批判の声も寄せられてしまいます。ただ、松本さん自身が“荒れてもいい”と思っていて、だからこそスタッフも思いっきりやることができるんでしょうね」(前同)