■「常にモチベーションを保っていた」と平野は絶賛

 まず、岸と神宮寺は“Wゆうた”の愛称で有名なコンビだが、2013年にはすでにJr.内ユニット・Sexy Boysのメンバーとして一緒に活動しており、10年以上の付き合いになる。

 2019年放送の『ザ少年俱楽部セレクションスペシャル』(NHK BSプレミアム)で神宮寺は、“Wゆうた”を見たジャニー喜多川先代社長について、こんな話をしていた。

「岸君とずっと一緒にいて。ジャニーさんにある日突然、"YOUは岸と仲良くしてて。これから先もずっと一緒だと思うから"って何気なく言われたんですよ」

 ジャニー氏の読みは当たっており、2015年に岸と神宮寺はキンプリの前身ユニットであるMr.King vs Mr.Princeに、岩橋玄樹(26)とともに加入。その後もグループ内ユニット・Princeとして、岩橋、岸、神宮寺の3人で切磋琢磨していた。

 デビュー後も2人の仲の良さは変わらず、岸は年末年始を神宮寺の家で遊んで過ごしたことを、2020年12月8日のWEB版『ViVi』の対談で明かしている。

 岸と平野については、2022年4月21日発売の『Myojo 6月号』(集英社)で、岸は《秘めてるスター性みたいなもの》を平野に初めて会ったときに感じたとコメント。

 平野も、岸に対して第一印象を《初対面のときからもう"スター!"って感じだった(笑)》と、2018年5月5日のWEB版『ViVi』でコメントしている。

 また、平野は岸について、2021年12月に『NHK紅白歌合戦』リハーサル時の囲み取材で、

《今年は個々の活動も多くて集まった時に疲れた顔をしていた。岸くんだけは常にモチベーションを保っていた。どれだけ疲れていてもみんなを笑顔にしてくれる。裏でも楽しい。リーダーとしては1番の役目のメンバーを楽しませてくれるという面では、今年は1等賞を差し上げたい》

 と、岸の人間性を絶賛していた。

「岸さんがソロで活動していくことは考えづらいのではないでしょうか。映画の件があるので、“すぐに”ということにはならないかもですが、遅くとも2024年の年明け、早ければ年内、冬が本格的に始まる頃にも平野さん、神宮寺さんと岸さんの合流はなされるのではないでしょうか……」(前出のワイドショー関係者)

“Wゆうた”と“きしひら”。神宮寺、平野とそれぞれ深い信頼関係を築いている岸が本格的に合流を果たす日は、確実に訪れるはずだ――。