■北山宏光が三宅健に続く? その先には――
前出の芸能プロ関係者は続ける。
「TOBEで活動していくことになった三宅さんと“今後TOBEとの合流”の可能性が言われるジャニーズタレントの共通点――それはレコード会社です。
このレコード会社は、三宅さん以外にKis-My-Ft2とSnow Manも契約しているんです。キスマイもSnowManも滝沢さんと縁深いグループで、何よりキスマイは今年8月31日で北山宏光さん(37)が脱退しますよね……」
もともと、キスマイは現社長の藤島ジュリー景子社長の派閥ではなく、当時SMAPのマネジャーだったI氏の派閥だった経緯もありI氏のジャニーズ退所後は、冷遇されている、と認知されていた。
そして、脱退する北山は若手時代から滝沢氏を師と慕い、“滝沢イズム”の継承者とも言われたほど。かつて、滝沢がパーソナリティーを務めるラジオ番組に出演した際には「もし何かあったら、なんでも言ってきてください。すぐに飛んでいきます」と宣言していたこともあった。そのため、彼のキスマイからの脱退の噂が漂い始めた時点で「TOBEに合流するのではないか?」という報道が相次いでいたのだ。
「そして、さらに大注目されているのが、Snow Manの存在です。いまやジャニーズデビュー組の中でもナンバーワンの人気を誇る彼ら。歌、パフォーマンス、バラエティ番組、メンバー個々のドラマでの活躍と三拍子そろったスターグループですが、彼らも、Jr.時代から滝沢氏が目をかけて育て上げてきた、ゴリゴリの“タッキー派”グループですよね。
滝沢氏の尽力がなければデビューもなかったとされるSnow Man。滝沢氏がジャニーズ事務所の副社長を電撃退任してからも関係性は良好で、メンバーは滝沢氏を非常に慕っていますよね」(前同)
滝沢氏は2022年10月末でジャニーズ事務所の副社長を電撃退任した。辞め方があまりにも唐突だったために、「今後は大っぴらに名前を出せなくなるのでは?」という空気もあったが、今年2月8日に都内で行なわれた『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の製作発表記者会見では、SnowManの渡辺翔太(30)が開口一番呼びかけたのを筆頭に、他のメンバーも当然のように滝沢氏の名前を出し、報道陣を驚かせていたのは記憶に新しい。