■平野紫耀と神宮寺勇太は「三宅健とは事情が違う」

 三宅は滝沢氏の主演舞台『滝沢歌舞伎』に出演。滝沢氏とのユニット・KEN☆Tackeyを組んでいた過去もあるなど、盟友として知られる。また、北山は滝沢氏を兄のように慕い、かつて滝沢氏がパーソナリティーを務めたラジオ番組に出演した際には「もし何かあったら、なんでも言ってきてください。すぐに飛んでいきます」と感謝の手紙を読み上げていた。

 すでにTOBEのサポートで新曲を収録済みだとも言われているIMPACTorsは、そのグループ名を滝沢氏が命名。彼らも『滝沢歌舞伎ZERO』に出演した滝沢派のグループだ。

「“引き抜き”はNGでも、本人が強い意思を持って“TOBEに行かせてほしい”と言うのであれば、ジャニーズサイドも承諾する――といったところでしょうか。三宅さんらは滝沢さんと強い絆で結ばれていて、それを強引に阻止するとまたそれも大事になるでしょうからね。

 ただ、平野さんと神宮寺さんの場合は事情が違ってくる。キンプリのレコード会社は別ですし、それこそTOBEへの合流となったら、ジャニーズサイドもさすがに面白くは思わないでしょう。

 だからこそ、平野さんが個人事務所を立ち上げて神宮寺さんがそこに入り、TOBEとは専属契約ではなくエージェント契約を結ぶ形を取ろうとしているのかもしれません。とはいえ、エージェント契約といえども辞めてすぐの移籍感は強く……一連のジャニーズタレントのTOBEへの移籍劇に、芸能関係者は“本当にしっかり話がされているのか”“バチバチの抗争に発展するのではないか”と戦々恐々としていますね」(前出の芸能プロ関係者)