■『マツコの知らない世界』に出稿したいスポンサー企業が続々!
6月19日の週のマツコの番組を見てみると、19日の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)のコア視聴率は6.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)で横並び断トツの1位。同時間帯2位の天海祐希(55)主演のドラマ『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』(カンテレ・フジテレビ系)が2.3%で、その差は実に4ポイント近い。
「いかに『月曜から夜ふかし』がお茶の間で集中的に見られているかがうかがえる数字ですよね。翌20日の『マツコの知らない世界』はコア5.1%で、やはり同時間帯の断トツ1位。圧倒的なコア視聴率に加え、落ち着いて見られるということもあり、番組のイメージも抜群にいいんです。
それがどれほどのものかと言うと、同番組に“CMを出稿したい”という大手クライアントが行列を作っているぐらいだというから驚きですよね。ただ、CM枠は決まっていますから、現在はいっぱいで待ってもらっているような状態だといいます。
TBSの営業担当も“代わりに他の番組のスポンサーになっていただければ、優先順位が上がったりしますよ”といった交渉ができるほど『マツコの知らない世界』は超人気コンテンツで、この番組があるからこそ他の番組にもCMが入るというとんでもない存在だといいます」(前出の制作会社関係者)
■打ち切り報道の『マツコ会議』もコア視聴率は悪くない
6月23日の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)の2時間SPのコア視聴率は2.8%とそれほど高くはなかった。
「この日は同時間帯の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』が放送されたこともあり、通常より低かったと考えられます。しかし、いつもは高い数字を推移していてコアで5%近い数字を取る週もありますからね。
ちなみに『マツコ会議』は視聴率が悪くて終わると報じられましたが、おそらくそれは世帯視聴率のことを言っているのではないでしょうか。たしかに24日の世帯は4.4%と5%未満でしたが、コアは2.3%。23時台の番組ですから、これは決して低い数字ではないんです」(前同)