Snow Man渡辺翔太(30)がドームツアーなどで多忙な中、海上保安学校のロケで遅刻するも、バラエティ感覚とガチ根性のバランスの良さで、見事にフォローしてみせた。

 これは、6月30日放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)でのこと。今回は、“その名門校Snow Manに転校させて下さい”と題し、渡辺が元レスリング選手・吉田沙保里(40)とともに、京都府舞鶴市にある、“海のスペシャリスト”を養成する海上保安学校を潜入調査。その超過酷な授業の全貌が公開されるのは、バラエティ史上初だという。

 ロケは朝6時30分の起床時間からスタートしたが、渡辺はドーム公演のリハーサルがあっため、学校に到着したのは4時間後。遅れてトレーニング場に入ってくると、教官に「コラァ!」と一喝される。学生との楽しい授業を期待していた渡辺は、事態が理解きずに思わず笑ってしまうが、それをVTRで流されたため、スタジオでスタッフに「見え方悪い編集、ありがとうな」とブチ切れた。

 そして、遅刻の連帯責任で学生全員が腕立て伏せをしてから、犯人と対峙した時を想定した、蹴り、突き、投げ技の実践試合。職員の品位を保つための身だしなみチェック、ボート訓練などと、厳しい指導に苦戦していたが、行進の練習で渡辺が「学生よりも手の振りがきれい」だと、褒められる場面も。また、休憩時間では、学生と恋バナをするなど、バラエティらしい盛り上がりを見せた。

 遅刻することは事前に了承を取っていただろうが、海の安全を命がけで守るための厳格な訓練をする場でもあり、渡辺が一喝されたときには、かなり空気がピリついていた。一歩間違えば、トラブルとなるレベルのスケジュールミスと言えるのかもしれない。それでも、持ち前の身体能力と、ボケとツッコミのセンスでうまく企画を成立させた渡辺には、多くの視聴者から称賛の声が上がっていた。