櫻井翔(40)主演の土曜ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)が放送スタート。スリリングな雰囲気なのにまったく敵に見つからないなど、主人公に都合の良い展開に多くの視聴者からツッコミが相次いだようだ。

 同ドラマは、日本が誇る大病院を鬼のお面をかぶった武装集団が占拠。医師と職員、県知事らが人質となる中、休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井翔)が事件に立ち向かっていく、同枠で放送された『ボイス 110緊急指令室』シリーズの制作陣によるノンストップ籠城サスペンス。

 1月14日放送の第1話は、神奈川県警捜査一課の武蔵三郎は、1年前の“ガソリンスタンド立てこもり事件”で、人質を守るために犯人を死亡させてしまったことで、心に深い傷を負っていた。現在、休職中で、妻で心臓外科医の裕子(比嘉愛未/36)と娘とは別居している。

 武蔵は裕子が勤める大病院「界星堂病院」の心療内科で治療を受け続けていて、その診察日のこと。裕子は手術の真っ最中だったが、突然の爆発音に院内は騒然となる。直後、1階の救急入口から武装集団が次々と院内に侵入。銃で威嚇射撃を繰り返し、病院を占拠してしまう。

 院内はスマホが圏外で、電話回線も切られている。人質が集められるなか、武蔵は鬼たちの目を避け、警備員の無線機で県警の和泉(ソニン/39)と連絡を取り、状況を伝える。しかし、裕子を探して院内を移動すると鬼たちに見つかってしまい、爆弾搭載ドローンに襲われ……という展開。