大麻取締法違反(所持)の罪で東京地検に起訴された俳優の永山絢斗被告(34)が7月7日夕方、勾留されていた警視庁原宿署より保釈された。黒いスーツとネクタイ姿で現れた永山被告は押しかけた報道陣の前で深々と頭を下げた。保釈保証金300万円を納付したとも報じられている。
起訴状では永山被告が6月15日、東京都目黒区の自宅で乾燥大麻約1.694グラムを所持したとしている。
4月に大麻を所持した容疑でも逮捕されていたが、地検はこれについては不起訴処分に。理由は明らかにしていない。7日のスポーツ報知によると、永山被告は逮捕後、警視庁の調べに6月15日の所持は容疑を認め、4月については否認していた。
6日配信の『日テレNEWS』では、捜査関係者への取材で永山被告が大麻の使用について「ずいぶん前からやっていた」「もうやめたいと思っていた」と供述しているとも伝えていた。
「永山の弁護人は6日、東京地裁に保釈請求をしました。同日の19時すぎには保釈されると言われ、身柄が勾留されている警視庁原宿署前には100人を超す報道陣が詰めかけたものの、この日に保釈とはなりませんでした。
7日に保釈金を納付して保釈されましたが、永山には弁護人以外とは接見できない“接見禁止”という処置も出されていたといい、6日の保釈も流れてしまったというんです。その理由は、彼が大麻の入手ルートを明かさなかったからでは、とささやかれていますね」(夕刊紙記者)