■山下は熱弁も……失望の声が相次ぐ
そして山下は、
「数々の才能あるタレントさんを輩出したジャニーさんの功績に対する尊敬の念は今も変わっていません」
「いち個人、いちミュージシャンとしてジャニーさんへのご恩を忘れないことや、それから、ジャニーさんのプロデューサーとしての才能を認めることと、社会的、倫理的な意味での性加害を容認することとは全くの別問題だと考えております」
などと、“ジャニー氏の作品やプロデューサーの才能と今回の加害騒動は別問題”というスタンスを明らかにしたのだ。
この山下の発言に対しては、
《これって、“音楽業界や芸能界って義理とか便宜とかしがらみで成り立ってる”ってことを言ってて、それを理由に自分の態度を正当化してるんだと思うんだけど、まさにそれが長年の加害を覆い隠していた問題そのものだってことが理解できてないんだなと感じた》
《山下達郎が、この期に及んで「ジャニー喜多川に尊敬の念を抱いている」などと公共の場で発言出来てしまうことに唖然とするわ》
《山下達郎さんの長年のファンです。彼らしい意思表明でしたが、アーティストはよい作品を作り続け提供していれば、ジャニーズだろうが統一教会だろうが、反社組織であってもよいという風に聞こえ、違和感を覚えました。芸術家に社会的責任は要らないとでも言うのでしょうか?》
と、多くの失望の声がSNSにも寄せられている。
「これまでは、“あくまでも松尾氏の一方的な主張に過ぎない”と山下さんをフォローする声も多かったのですが、今回のラジオで風向きが変わってしまった感じがありますね……。
また、本来は今回の騒動とは関係がないのですが、広末涼子さん(42)にも流れ弾が飛びつつあります」(前出のワイドショー関係者)