■ジャニーズ関係者からは「勝手なことしないで」の声……

 70年代から音楽活動を開始し、日本屈指のメロディメーカーとして『クリスマス・イブ』ほかのヒット曲を連発。『オールナイトニッポン』などの人気ラジオ番組を担当したこともある山下だけに、この発言にはリスナーから《周りの大人の罪深さを感じた》や《若い子たちが苦しんでも自分にはどうでもいいってこと》など批判とともに失望の声も上がった。

 山下の一連の言動をリスナーと同じく苦い思いで見つめているのが、実は、ジャニーズ事務所の関係者だという。芸能関係者が語る。

「先日、ジャニーズ事務所の上層部が“スマイルカンパニーの件には一切関わっていない”“これだけ世間から逆風が吹いているのだから、ジャニーズ事務所への忖度で勝手に動かないでほしい”“忖度とか本当にやめてほしい”と怒り気味に漏らしていましたね。現在は、その“忖度”が表に出ることで、ジャニーズ事務所を苦しめている、不利益になるということですよね。

 ただ、今までは、所属タレントの圧倒的な影響力を武器に業界内で強い立場にいたわけで、取引先が発生させる忖度で利益を得ていたところは否定できないですよね。困ったときだけ勝手な言い分だな、とも感じてしまいましたが……」

 ジャニーズ関係者も顔をしかめるスマイルカンパニーでの騒動。レジェンド級の大物ミュージシャン・山下達郎の言動が、実はジャニーズを追いつめている?