■一時期は「氷河期」説もあったが…

 SMAPといえば解散年である2016年、“『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のメンバー間の空気が悪くてギスギスしているように見えた”という指摘が当時、SNSなどで指摘されていた。

 しかし、それと比べても《たくつよ氷河期のわかりやすさ思い出してみて?あれに比べれば年明けからのビストロ(※スマスマのコーナー)だって仲良しじゃん》という声が出るくらい、2人の関係性が目に見えて悪かった「氷河期」があったと指摘するファンは多い。草なぎが役者として本格的に売れ始めた、2000年代後半くらいの時期が氷河期とされる。

 それから少し時間が経ち、2010年代は不仲な感じは薄れていたという。

「もともと、草なぎさんはかなり天然でマイペースのため、バラエティ番組でのやり取りの際、木村さんが困った感じで返答することも多かった。それに、SMAPの役割としては草なぎさんは“いじられキャラ”でしたからね。どうしてもキツめにツッコミを入れられたり、茶化されたりする姿が、ファンからは厳しくされているように見えてしまったのかもしれませんね」(前出のワイドショー関係者)

 草なぎと木村の関係性を象徴する有名なエピソードが、2009年に草なぎが深夜の公園で泥酔して暴れてしまった不祥事への対応だ。

 事件後、木村は、草なぎから携帯電話に留守電があっても、1度も折り返し連絡をすることはなく、沈黙を貫いていた。この理由は、「ここで電話に出ると謹慎の意味がなくなる」という配慮からだったと、2016年に『週刊女性』(主婦と生活社)に報じられている。

 そして何よりも、木村が草なぎのことを大切に思っていたのが伝わってくるのが「交換日記」だ。2012年放送の『SMAPがんばりますっ!!』(テレビ朝日系)では、SMAPのメンバー同士で交換日記を行なっていたが、そこではそれぞれこう綴っていた。