■役のイメージがつきすぎてしまう危機でもある
朝日の「最終話で紬(川口)の耳元で何かささやいていたシーン、何を話していたんですか?」という質問に、「僕は目黒蓮なので、分からない。ちょっと(僕が演じた)想くんに聞かないとわからないかもしれない」と、目黒が神対応を見せる場面もあった。
「モニタリング』の鈴鹿は11日に始まった連ドラ『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』(TBS系)、『夜会』の桜田は7月7日に公開スタートした映画『交換ウソ日記』の告知でそれぞれ出演していたが、同時に目黒も出演したことで、思わぬ再会になったのである。
この『silent』づくしの夜にファンは大興奮。
《モニタリングでも夜会でも他局なのにめちゃsilentの話だしてくれるの愛だよね》
《モニタリングも夜会も他局なのに当然のようにsilentの話できるのホント当たり前じゃないよねなにがすごいって、ドラマの名前伏せないとこだよ》
《モニタリングにめめ 夜会に鈴鹿くんでずっとsubtitle(※ドラマ主題歌)流れるTBSさん!笑silent好きすぎるでしょ》
と、SNSには大いに反響が寄せられていた。
「他局のドラマの話題は、通常遠慮がちになるものですが、たとえば『半沢直樹』(TBS系)のように社会現象を巻き起こしたドラマは、他局放送であっても気にせずトークに使うことが多い。あらためて『silent』の人気ぶりが際立つ形になりましたが、役者としては、実は少々困った事態かもしれません。世間に“目黒=『silent』の人”というイメージが定着しすぎると、演じる役が狭まるリスクもありますからね。
目黒さんは“令和のキムタク”とも呼ばれてますが、木村拓哉さん(50)も“キムタクは何を演じてもキムタク”という評価を打破するため、大変苦労したことは有名な話ですよね」(前出のテレビ誌編集者)