7月14日、滝沢秀明氏(41)のエンターテインメント会社「TOBE」が公式YouTubeチャンネルで19時から生配信。そこで発表されたのは、5月25日付でジャニーズ事務所を退所した7人組グループ・元IMPACTorsの合流と、彼らの新グループ名である「IMP.」だった。生配信の同時視聴者数は45万人を記録するなど大きな話題を呼んだ。

 そんなIMP.は、すでにTOBEが制作費を負担する形で3曲もの新曲を杉並区内にあるスタジオで収録済みだという。その背景には、ジャニーズJr.より先にデビューさせてやりたい――という滝沢氏の親心が見え隠れするという。

 滝沢氏とIMP.の関係について、スポーツ紙記者が言う。

影山拓也(26)、佐藤新(22)、鈴木大河(25)、椿泰我(25)、松井奏(22)、基俊介(26)、横原悠毅(26)からなるIMP.は元々、滝沢さんがジャニーズJr.の育成・プロデュースを行なうジャニーズアイランド社長だった頃に命名され、有望株として推されていたユニットです。

 ジャニーズJr.内のユニットはYouTubeのキャンペーンや舞台の宣伝など何らかの理由がない限り、基本的にCDデビューまでMVを作ってはもらえないものです。しかし、元IMPACTors、IMP.だけはSnow Man岩本照(30)の振り付けで2021年8月、『Wildfire』のMVがYouTube・ジャニーズJr.チャンネル+で公開されています。この時点では事務所が激推しするJr.ユニットだったわけです」

 滝沢氏のお気に入りで“タキニ”と言われるほどだったIMP.。しかし、滝沢氏が2022年10月に事務所を離れるとその扱いに変化が表れる。スポーツ紙記者が続ける。

「滝沢さんは、Snow ManやSixTONESTravisJapanと次々にデビューさせていました。次はIMP.がデビューするのではとまで言われていた。しかし、滝沢さんの退所で潮目が変化。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長は、自分が推すグループを優先するようになった。

 今や、Aぇ!groupHiHiJets美 少年少年忍者など、次世代を担うジャニーズJr.も多い。そんな中で、タッキー派のIMP.はジャニーズ事務所にいる限りデビューできない、と言われるようになったのです。退所したIMP.がTOBEに合流するのは既定路線とまで言われていました」