堺雅人(49)主演、福澤克雄監督(59)のゴールデンコンビで7月16日から放送される新日曜劇場『VIVANT』(TBS系・21時〜)。2013年に放送された堺と福澤監督が初タッグを組み、最終回で驚異の高視聴率42・2%を叩き出した『半沢直樹』(TBS系)はあまりにも有名だ。
20年に制作された続編も全話20%超えとテレビ離れが進む令和の時代にもかかわらず、異例の大ヒットを記録。そんなゴールデンコンビが三度目のタッグを組んだ『VIVANT』は、徹底した秘密主義のもとで撮影が進んでいる。ドラマ制作会社関係者は話す。
「現在、59歳の福澤監督にとって今作は定年前にTBS社員として手掛ける最後のドラマとなる。従来、TBSのドラマ撮影現場では監督が力を持ちすぎるとして、脚本に手を加えることはNGでした。しかし、今作では福澤監督が自ら脚本の筆を執っています。
完全オリジナルストーリーだけに気合いの入り方も違うのか、メインキャストも主演の堺さんを筆頭に阿部寛さん(59)、役所広司さん(67)、松坂桃李さん(34)、二階堂ふみさん(28)と超豪華。そんな出演者の役柄も初回放送まで全て秘密という徹底っぷりです」
極秘ドラマの舞台はなんなのか。
「自衛隊内にある機密スパイ組織がテーマだといいます。スパイに扮した堺さんが、降りかかかる有事から日本を救う、という設定のようです。番組公式インスタグラムではモンゴルロケでパトカーがずらりと並んだ一幕が紹介されている。予告編でも大胆な爆破シーンが流れるなど、アクションシーン満載なのは間違いありません」(前同)