■二階堂ふみ、“慶應先輩”福澤監督の手料理はNG?
そんな“極秘ドラマ”の撮影現場はどんな様子なのだろうか。
「福澤監督は、慶應大学創設者である福澤諭吉のやしゃご。ラグビー部出身でその体格の大きさとワイルドな風貌から“ジャイさん”と周囲には呼ばれています。撮影現場では毎回、必ずスタッフと演者に自慢の手料理“ジャイ飯”を振る舞うそうで、特に得意なのはカレーです。
また、母校である慶應大学が大好きで、同窓のスタッフや演者とは休憩中に慶應トークで盛り上がる姿も。そんな熱血スタイルの福澤さんを慕い、福澤組入りする同窓生も社員の中には少なくありません。まさに鉄の結束です」(前出の制作会社関係者)
今作にメインキャストで出演する二階堂も高校卒業後に、1年間の浪人期間を経て慶應大学へと入学している。いわば、福澤監督とは同窓だ。
「福澤作品への出演は初となる二階堂さんですが、20年前期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『エール』でヒロインを務めるなど、常に主演クラスを張っており、演技力も高く評価されている。そんな二階堂さんの出演は、同窓である福澤監督にとっても待ち望んだものだったようです」(前同)
となれば、“ジャイ飯”片手に現場では熱い慶應トークが繰り広げられそうなものなのだが……。
「ただ、二階堂さんは肉や乳製品を摂らず、菜食中心の食生活を送るヴィーガンだといいますよね。ジャイ飯は美味しいのですが、男の手料理とあって油っぽいのが玉に瑕。ヴィーガンである二階堂さん向きではないんです。食べられないんじゃないかと……」(同)
福澤組、鉄の結束を確かなものにしていたジャイ飯。二階堂は食べられないのかもしれないが……慶應トークで大盛り上がりして、結束に亀裂が入るのは阻止できる?