■資生堂の新CMは木村拓哉→大谷翔平に変更
前出のワイドショー関係者は続ける。
「デヴィ夫人の『イッテQ』出演は、たしかに厳しくなるのではないでしょうか。今回の夫人の発言で懸念されるのは、現在、CMスポンサーがジャニー氏の問題に非常に敏感になっていることです。
たとえば、木村拓哉さん(50)は資生堂の新CMを担当する予定だったのが、“この状況下でジャニーズと契約するのはまずいのでは”という理由で白紙になり、代わりに大谷翔平選手(29)が起用された、と7月6日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられていました。資生堂は、海外売上比率が7割を超えるグローバル企業ですからね。
番組がジャニーズタレントを起用しているのに対して“ジャニーズ事務所を擁護し、ジャニー氏の件を看過している”と、直接、企業にクレームを入れる人も多いんです。お金を払ってCMを打っているのにクレーム……CMスポンサーとしてはそんなありえない事態は避けたいですよね」
『イッテQ』の番組スポンサーにも、外資系企業であるAmazonや、海外事業が売上収益の約55%を占めるサントリーなどが顔を並べている。
「近年、“○○が出演している番組にCMを出すなら商品は買わないぞ”というふうに、クレームをテレビ局ではなくスポンサーに入れる視聴者は多い。今回のデヴィ夫人についても、『イッテQ』で同じことが言えますよね。
それが考えられる時点で忖度が発生して、番組サイドはデヴィ夫人の起用をためらう。そして、最悪の場合はもうオファーしない、と。今回のはそのレベルの発言だと考えられますね……」(前同)
歯に衣着せぬ意見が持ち味のデヴィ夫人だが……果たして今後、どんな展開を見せるのだろうか。