7月16日、松岡茉優(28)主演の連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)がスタートした。『最高の教師』は、卒業式の日に「担当クラスの誰か」に殺された教師・九条里奈(松岡)が、1年前の始業式に戻ったことで「30人の容疑者」である生徒たちと向きあうドラマである。

 第1話では芦田愛菜(19)演じる生徒のいじめ被害を解決できた一方で、その解決した“4月21日”が、松下洸平(36)演じる夫・九条蓮(くじょう・れん)に離婚を突きつけられた日だったことを思い出す――という、衝撃のラストだった。

 第1話時点で蓮は温厚な性格で良き夫として描写されていた。里奈が生徒のために、理由は言えないけど夫婦の共有貯金から50万円使いたい」と言い出した際も、

「分かった。どうしても、今そのお金が必要なわけがあるんだろ?」「ただし! 俺も新しい歯ブラシ買わせてな」

 と、快く快諾する描写も。それだけに、「こんなにも理解ある彼が離婚を切り出すわけが、ますますわからなくなった」と、里奈は不思議がっていた。

 一方、本放送ではカットされていたが、『TVer』配信のディレクターズカット版では里奈が「ホワイトシチューで白米食べてるアンタ(蓮)は人間じゃ無い」と無神経な軽口を叩いているうえ、それをまったく自覚していない、というシーンもあった。

 そのため、

《連の話しかけに対して里奈は冷たい気が。やっぱり蓮に裏の顔があるとは思えない》
《奥さんに優しくはしてるけど蓮さんの寂しそうな一瞬の僅かな微笑みというか微妙な表情で奥さんの何気ない一言や態度に傷ついてたのかなと感じた。蓮さん優しすぎて思ってる事を溜め込むタイプ?だから突然の離婚?》
《「こんなに優しい夫」と里奈は表現していたけど理由を聴かずにオッケーするって”優しい”というより夫は「どうでもいい」ってなってそうで怖い》

 と、”原因は里奈の無神経さだろう”という声が、SNSには多く寄せられている。