■“ラスボス説”が浮上する“根拠”
そのため、二宮は単に地位が高いだけではなく、
《おいおいおいVIVANTが何を示すかわかんないけど二宮和也確実にラスボスで来たじゃん》
《ニノのラスボス感よ笑》
《最後の二宮くんの綺麗なお顔のアップに、めちゃくちゃ「実は悪のラスボス」を感じたので是非「味方のようで実は敵」であってほしい》
と、“二宮=ラスボス説”を推す視聴者も多い。
「二宮さんをシークレットキャストにしていたのは、ラスボスという大役だから、とも考えられますよね。近い例では、今年4月クールの木村拓哉さん(50)主演ドラマ『教場0』(フジテレビ系)も森山未來さん(38)が“ラスボス”的なキャラを演じることは、劇中で顔出しする瞬間まで伏せられていました。
二宮さんの場合、“スペシャルシークレット扱いで、台本にも書かれていません”と報じられており、本当に徹底して隠されていたことが伺えますね」(前出のテレビ誌編集者)
ちなみに、二宮の今後については「僕は役所さんとのシーンが多い」と出演解禁時にコメントを寄せている。阿部や堺と顔を合わせる前から、役所と2人で存在感を発揮していくのかもしれない。
「二宮さんがラスボスとしたら、意外性もありますよね。二宮さんはこれまで多くの役をこなしてきましたが、基本的に主人公だったり、善人の役が多かった。そんな二宮さんがテロ組織も恐れる謎の存在……単なる“悪の首領”とは違う、何か悲しいバックグラウンドがある最重要なキャラクターを好演してくれるかもしれません。
また、同じく福澤氏が演出を手掛けた『半沢直樹』や『ドラゴン桜』は”終盤のギリギリで敵だと思っていた人物が実は味方だった”というドンデン返しがあるため、実は二宮が味方だという展開も、十分考えられます。
『半沢直樹』では”情報漏洩防止で自分のセリフがある人にしか台本が渡されない”という話をアンジャッシュの児嶋一哉さん(50)が当時、自身のYouTubeチャンネルで明かしていましたから、きっと“二宮さんの真相”を知るのは、『VIVANT』のスタッフでもごくわずかなんでしょうね……」(前同)
二宮は2018年に福澤氏が演出を手掛けたドラマ『ブラックペアン』に出演していたが、同作のドキュメント番組『~二宮和也密着ドキュメント~』では、福澤氏は「やばいっすね、予想外の芝居をする」と二宮の演技に驚きつつも、にやけていたこともあった。
あれから5年。福澤氏の作品に戻って来た二宮がどんな「予想外の芝居」を見せてくれるのか――7月23日の第2話以降に大いに期待したい!