■“ジャニー氏の闇”でAぇ!groupのワールドカップ出演が取り止めに……

 過去にジャニー氏から被害を受けた元ジャニーズJr.たちが次々と声を上げ、今ではジャニーズタレントが出演する番組やスポンサー企業にもクレームがいくような状態になりつつある。

 スイス・ジュネーブにある国連人権高等弁務官事務所も調査を開始。7月13日には「ビジネスと人権」作業部会の専門家が7月24日〜8月4日の期間で訪日し、被害を告白しているジャニーズ事務所の元タレントと面談をすると公表。

 こうした状況を受けてだろう、7月18日にはジャニーズ事務所が、外部専門家による「再発防止特別チーム」の提言を受け、記者会見を行なう予定であると公式サイトで発表した。

 さらに7月19日配信の『文春オンライン』が、9月開催のバレーボール・ワールドカップにジャニーズタレントがいっさい参加しないとスクープ。

 過去30年にわたってバレーボール・ワールドカップではジャニーズタレントがスペシャルサポーターを担当。今回はAぇ!groupが担当する予定だったものの、ワールドカップに出場する参加国から「ジャニーズのアイドルが大会に関わるのであれば出場を取りやめる」と強い抗議があったという。

■「今年は24時間テレビに募金はしません」と抗議の声

 8月26日から27日にかけ、なにわ男子がメインパーソナリティーを務める『24時間テレビ』が放送されるが、同番組のメインパーソナリティーは2003年以降、ジャニーズ事務所所属タレントが歴任してきた。そのため日本テレビや番組に対し、

《見ないけど今年の24時間テレビもなかなか注目度高いわね。この状況下でもやる日本テレビ、流石としか言いようがない》
《まずは、ジャニー喜多川の件で日テレの考えを説明するのが先では? チャリティー番組ですよね。ジャニーズと日テレの対応に納得してないので、今年は24時間テレビに募金はしません》
《ジャニーズ事務所のタレントをメインに起用してチャリティー番組やることは、国際人権レベルで問題になり、24時間テレビもやってる場合じゃなくなるでしょう》

 などの苦言、疑問を呈する人は少なくない。