■キムタクのイメージキャラクター起用も撤回か

 芸能プロ関係者が話す。

「ここにきてジャニーズ事務所が記者会見を開催すると発表したのは『24時間テレビ』のためでもあるのではないでしょうか。国連が動くのも事実ですし、資生堂が木村拓哉さん(50)をイメージキャラクターに起用する方針を撤回したとも『週刊文春』(文藝春秋)が報じるなど、スポンサー離れもいよいよ深刻ですよね……」

 関ジャニ∞村上信五(41)は2019年から理研ビタミン株式会社の「リケンのノンオイル」のCMに出演していたものの、現在放送中の新CMへの出演はない。

 7月7日配信の『東スポWEB』がこの一件を理研ビタミン株式会社に問い合わせたところ、ジャニーズ事務所との契約が今年2月に終了しているのは事実としたうえで、加害問題とは関係がないと説明していた。

■『24時間テレビ』への逆風をとにかく収めたい

「特に外資系企業はこの一件を厳しく見ていますし、ジャニーズタレントが出ている番組へのクレームもかなりあるようです。『24時間テレビ』は諸々の準備が進んでいるため、放送するしかないわけですが、なにわ男子のお茶の間での認知度もまだ低いため、例年以上に見られないのではないかという懸念もあるといいます。

 ただ、なにわ男子は藤島ジュリー景子社長(57)がいま最も推しているグループですから、“なんとかしてやりたい”という親心もあるはず。日テレも番組、視聴率のために状況を良くしたいという考えでしょう。

 そのため世間に“開かれた日テレ”というイメージを発信していきたい。その一環としてこれまでジャニーズ事務所への忖度があり、同局の音楽番組への出演がなかった香取さんを出すことにしたのではないか、『24時間テレビ』に吹く猛烈な逆風への回避策なのではないか――そういった見方はありますね」(前同)

 なんとも皮肉なことだが、ジャニーズ事務所と敵対し、たもとを分かった香取が、ジャニーズタレントと日本テレビを救うことになるのだろうか。