■「いつかバチンとホームランを打つべき日が来る」

 他にも高橋は同誌のなかで、こんな意外な本音も語っている。

《グループのなかには見えない順番みたいなものがあって。僕らの場合、今はしょうが頑張ってくれているように、世間に出ていく順みたいなものがあると思うんです。だとすると、きっと僕にも、いつかバチンとホームランを打つべき日が来る。そのときに「なるほど、実力があるんだな」と思われるためにも、1つのことだけじゃなく、全部できるようにしておきたいんです》

「努力家な高橋さんらしい言葉ですよね。平野さん、岸さん、神宮寺さんが抜けた今が、彼にとってまさにバッターボックスに立ち、ホームランを打つ瞬間なのではないでしょうか。ファンを大切にし、地道に努力を続けてきた証が、3人が抜けた後も変わらぬキンプリ人気として表れているのでしょうね」(前出のエンタメ誌編集者)

 涙を流して「アイドル」を拒んだ少年が今、多くの人に夢と希望を与える存在になっている。