人気グループKing&Princeのメンバーだった平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)が今年5月22日をもってグループを脱退。同日にジャニーズ事務所も退所した平野と神宮寺だったが、7月に入ると元ジャニーズ副社長の滝沢秀明氏(41)が立ち上げたエンターテインメント会社「TOBE」への合流を発表し、世間を驚かている。

「『第二のジャニーズ事務所』とも揶揄されているTOBEへの早すぎる合流に、不快感を露わにする一部ファンもいたようですが、TOBEへの加入と同時に始めた平野さんのインスタグラムはあっと言う間に380万人越えのフォロワーを獲得。そのあまりの人気ぶりは業界内でも予想外でしたね」(芸能プロ関係者)

 8月14日にはインスタライブを行ない、5分も経たないうちに36万人を動員してみせた平野。そのインスタフォロワーのなかには当然、キンプリ時代からのファンも少なくないだろう。

「キンプリやジャニーズ事務所を離れ歩み出した平野さんが、大きく変わってしまうことを恐れているファンもいるのではないでしょうか。しかし日々、更新されるSNSを見ていても、彼はいたって平常心のように感じます。また平野さんには確固たる信念もあり、今後、大きく変わってしまうこともないのではないかと思われますね」(前同)

 その平野の信念が語られていたインタビューがある。

■「変わらないね」は最高の誉め言葉

 平野は雑誌『MORE』(集英社)の2019年8月号で、デビューから1年を経て、自らのなかで「変わったこと」もしくは「変わらなかったこと」は何か、とのインタビューに答えている。そこで彼はこんなことを語っていたのだった。

《いつまでも子供心を忘れない大人でありたい。これは僕のひとつの夢。だからこそ『変わらないね』は最高の誉め言葉なんです。(中略)そんな僕ですが、どんなに「変わりたくない」と願っても無意識に変わってしまうこともあるから……。》

「平野さんの言葉からは、どんなにスターダムを駆け上がろうとも、『変わらない自分を大切にしていきたい』との強い思いが感じられますよね。他にも、同誌のインタビューのなかで平野さんは、

《この間、その“確認”の意味も含めて久々に幼なじみに会ったんです。今年、いちばん仲のいい幼なじみたちが大学を卒業して上京。オレが東京を案内してやるよ!と。でも、連れていったレストランが想像以上のいいお店で。会計時、値段を見て驚愕。

『知り合いの店だから安くしてもらった』とカッコつけて嘘をつきました(笑)。そんなトラブルはあったものの、幼なじみたちからは、『紫耀は全然変わらないね』と言われて。あれは嬉しかったな》

 と、プラベートでの出来事を例に上げて『変わらないこと』へのこだわりを語っていたのです」(女性誌編集者)