■「自分で自分を洗脳できそう」とも!
前出の雑誌『POTATO』の「大人の味」がテーマのインタビューで岸は、《甘かった話は?》という質問に対してこんな思い出を明かしていた。
《小学生の時にプチトマトが好きな女の子がいて、オレはその子とコミュニケーションがとりたい一心で「オレ、嫌いだから食べなよ」って毎日プチトマトをあげ続けてたの。そしたら本当にプチトマトが苦手になってきた(笑)。自分の言葉に自分で洗脳されちゃうあたりが、詰めが甘いよね》
「幼い頃に抱いた淡い恋心にまつわるなんとも可愛らしいエピソードですよね。また岸さんは、
《でもそれを逆に上手く利用することもできるかもしれない。たとえ将来、奥さんが作ってくれた料理のなかにオレの苦手なニンジンやカボチャが入っていたとしても、『〇〇ちゃんが作ってくれたんだから絶対においしい』って自分で自分を洗脳できそう(笑)》
と、続けていたのです。奥さんが一生懸命作ってくれた手料理のなかに苦手な食材が入っていても、自分で自分を洗脳しながら、必死に食べようと頑張る岸さんの姿が想像できるようで、心がほっこりする逸話ですよね」(前出の女性誌編集者)