■外出先で……一門がヒヤヒヤする「何気ない」行動とは

 そんな團十郎は、オフの日には子どもたちと自転車で出かけることも。

「ストイックな團十郎さんは、トレーニングに加えて、ランニングや自転車なども日々の身体づくりの一環と捉えています。そのなかで自転車は爽やかな風を感じられることから、気分転換としてもよく乗っている。

 そうした團十郎さんの背中を見ている子どもたちも自転車は大好きで、オフの日には親子一緒に自転車で公園へ出かけることもしばしば。團十郎さんもそういうときは純粋に自転車を走らせることを楽しんでいるのですが……両手を放して運転をするんですよね。

 もちろん抜群の身体感覚がありますし、團十郎さんにしてみたら何気なくしているだけでしょう。周囲もものすごく心配しているというわけではないのですが、そうはいっても何が起こるかわからない。こちらが安全運転でも、子どもの飛び出しやキックボードなど、自転車が巻き込まれる事故も多いですからね。万が一転んで大ケガでもしたら……と思うと、一門のメンバーはヒヤヒヤです」(前出の舞台関係者)

 7月3日からは、東京・歌舞伎座にて「七月大歌舞伎」がスタート。團十郎は、夜の部「鎌倉八幡宮静の法楽舞」で市川ぼたん・市川新之助と親子共演している。

市川猿之助さん(47)は、父への自殺ほう助罪で7月18日に再逮捕されてしまいました。さらに、7月26日の『文春オンライン』では、同じく梨園のスター・尾上菊之助さん(45)が19歳年下女性との不倫疑惑を報じられてしまった。菊之助さんサイドは不倫関係は否定していますが、“深夜から翌朝まで大阪の高級ホテルのプレミアムルームで2人きり”……なかなかしんどいですよね。

 猿之助さんの復帰は絶望的で、菊之助さんにもスキャンダル報道が出て揺れる歌舞伎界。女性問題は、團十郎さんにも昨年、ありましたよね」(前同)

 昨年3月24日発売の『女性セブン』(小学館)で團十郎は、主演する『六本木歌舞伎』の公演が中止になり、東京都が“まん延防止等重点措置”をとっている最中に女性と密会をしていたことを報じられた。

「同誌は、團十郎さんの多重交際の実態を暴くほか、都内の高級ホテルに呼び出されたという女性からの話を紹介。女性によれば、部屋に入るなり2万円を手渡され、パパ活、肉体関係、交際のうちのどれかという3択を迫られたそうです。ちなみに團十郎さんは、21年の『週刊ポスト』(小学館)でも、巡業先で若い女性に札束を手渡しする”パパ活”の現場が割れています。

 どうしてもスキャンダルや暗いムードが拭い去れない歌舞伎界で、團十郎さんはど真ん中に立って引っ張っていく立場の人。ケガなど含めて、これ以上何もないままでいてほしい。リスクや心配要素は極力取り除きたい、というのが周囲の本音ですね」(同)

 まさに代役を立てるわけにはいかない歌舞伎界を背負う男。危ない癖は早く治してほしいところだが……。