歌舞伎俳優・市川海老蔵(45)改め「十三代目市川團十郎白猿」の襲名披露興行が昨年から続いている。全国各地を回るスケジュールは来年秋までびっしりだが、関係者の間で心配される“悪癖”があるという。「もし大事になったら、巡業先で“パパ活”をスクープされた時よりもある意味ダメージは大きい」と話すのは、舞台関係者だ。
海老蔵は2022年10月31日、東京・歌舞伎座にて「十三代目市川團十郎白猿」を襲名すると、同年11月に襲名披露興行をスタート。本年23年3月に地方巡業を終え、9月博多座、10月、11月は再び巡業、12月は京都・南座。24年は2月名古屋・御園座、9月巡業、10月大阪・松竹座と、披露興行は2年間続く。
「『市川團十郎』は元禄時代から続く江戸歌舞伎を代表する大名跡で、海老蔵さんの父・十二代目市川團十郎が13年に亡くなってから実に約9年ぶりの復活。襲名および襲名披露公演は、もともと20年に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初の予定から2年半延期。昨年にようやく襲名、そして襲名披露公演ということで、大きな話題として取り上げられました」(女性誌編集者)
なお長男の勸玄(かんげん)くん(10)も、團十郎襲名と同じタイミングで「八代目市川新之助」を襲名し、昨年11月、12月には新之助として初舞台を踏んだ。それぞれ襲名して9か月。大きなトラブルが報じられることもなく順調に進んでいるように思えるが、何が心配なのか。
前出の舞台関係者が語る。
「團十郎さんには、17年に亡くなった妻でアナウンサーの小林麻央さん(享年34)との間に、長女・市川ぼたんさんと(11)と新之助さんという2人のお子さんがいて、家庭ではものすごく子煩悩なパパ。一日に何回も更新するブログ記事でも、少しの空き時間を見つけては子どもたちとの時間をつくり、一緒に買い物に行ったり、食事をしたりする様子を掲載しています」